沖縄バスケの申し子たち
昨夜遅くに私の携帯が鳴った。
ちょうど、他の電話に出ていたものですぐには出られなかったが、
結構長くなっていたような気がする。
電話を済ませ、「誰だろう?」と履歴を見た。
金城バーニーさんではないか。
先週、バーニーさん宛てに完成した脚本を送り、また、出演依頼をしていた。
「もしかしたら、沖縄バスケの捉え方が間違って描かれてるという話かな」
「やっぱり、出演は無理……」
リダイアルするほんの短い間に
いろんなことが脳裏を駆け巡った。
夜分遅くの電話。不安になりながら聞いている呼び出しコール。
10数回鳴っただろうか。
「金城です」とバーニーさんの声。
挨拶言葉を必死で口走りながら、恐る恐る尋ねた。
「脚本どうでしたか?」
すると
「2回読みました。感動しました。興奮しています。沖縄をこのような形で
描いてくれて本当にありがたく思っています。びっくりしています」
バーニーさんの優しいウチナーグチ(沖縄弁)の口調が、
不安と恐怖に苛まれていた私に、
また勇気を与えてくださった。
この「風之舞」に登場する沖縄のクラブチーム「ニヘイデビルズ」の
コーチ・辺土名ジョニー。
彼こそ、沖縄バスケの象徴・金城バーニーさんその人である。
バーニーさんをモデルに描いた。
バーニーさんや角田俊成さん、金城健さん、與座先生。
素晴らしい方々が、現代バスケの中に抱いていた私の疑問に
答えを与えてくださった。
この「風之舞~風の復活~」の原点になった。
前回登場していただいた元プロボクシング世界チャンプの浜田剛史さんと
奇しくも同級生である金城バーニーさん。6月に両者の久々の対面が予定されている。
「自分たちも、外からどのように見られているかも是非教えて欲しい」
とバーニーさんが付け加えられた。
とんでもない。沖縄の方々から学ばなきゃいけないのは
私たちだ。
沖縄が生んだスーパースターの競演に
心が震えるのは当然だろうか。
☆金城さんたちを特集したHP☆
沖縄タイムス社 特集 『飛躍への半世紀・アスリートたちの挑戦(1)~(8)』
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/hiyaku20040114.html
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